2004年09月02日
Windows XP SP2
9月2日深夜0時からWindows XP Service Pack 2の日本語版がリリースされダウンロードできるようになった。これはWindowsの多くのバグやセキュリティホールを突いてくるウイルス対策のためのアップデートだ。しかしいつも思うのは、ほとんどBug FixなのにService Packといういかにも「お買得品詰合セット」のような名称が気に入らないし、「お上が哀れな民百姓に無料でご提供」という感じすら受ける。
まだ起きていたのでさっそく家のXPにダウンロードしてみたら途中でディスク容量が足りなくなり止まってしまった。サイズは75MBと表示されていたので300MB程の空きのあるディスクで大丈夫と思ったがダメだった。「何で?」。
ダウンロードファイルは75MBかもしれないが、現在のシステムをバックアップして新しいi386を展開するので相当量の空きが必要なようだ。なんとか空きを作ってSP2がインストールできた。特に目立った変更は「セキュリティセンター」なるものが追加されていた。後はブラウザのポップアップウィンドウの抑制やファイアウォール機能強化で、それ以外はほとんど目にすることが無いBug Fixだろう(^_^; それにしてもSP2を入れたおかげでCドライブは目いっぱいになってしまった。前に戻せなくても構わないので、バックアップは削除、i386は別のドライブに移動し、約800MBの容量を稼いだ。
自分の主力マシンはMacintoshなのでWindowsにはあまり興味がないが、このご時世Windowsがないと何かと仕事にならないので仕方なく使っている。しかしXPになっても相変わらず「カッコ悪い」「ダサい」GUIである。
Windows NT, 2000はタスクやメモリ管理でMac OS 9よりも優れていたが、Mac OS XがFreeBSDのunixをベースに採用した時点で、安全性やプロセス管理、オープンソースのアプリケーションが使用できるなど一気にMacが優位に立ってしまったと思える。特にWebプログラミングでよく使うPerlやWebサーバのApacheなどは始めっからインストールされているのだから、DOS/V機を用意して、これらをインストールする手間すら無い。
一般の表向きのGUIだけ使っている人にはMac OS Xに隠された開発環境は触れもしないかも知れないが、Webサーバは当然のこと、sambaを使ってWindows環境中のファイルサーバとしてMac OS Xやunixを使うことが目立ってきている。これからはWindowsサーバを買うよりオープンシステムなMacやLinuxをサーバとして使うのが賢い選択に決まってる。
このSP2との格闘で明け方までかかってしまった。明日は午後から客先打ち合わせだ。早く寝ないとアタマが呆けてしまうよ〜(^_^;
投稿者 saturnalia : 2004年09月02日 00:00
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