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2004年09月03日
西荻「戎」
昨日書いた通り、打ち合わせが夕方終わった。このまま真っ直ぐ帰ればいいのにそうもいかない。何故なら「戎」に寄りたいからだ(^_^;
2年前に八王子から三鷹に引っ越してきて一人で飲める店を探したが、イマイチちょうどいいのがなかった(今はあるけど...)そんなとき、昔学生時代に記憶にあった吉祥寺の「いせや」と西荻窪の「戎」が閃いた。いせやは吉祥寺観光客のランドマーク化していて常連になる気はないし、肉屋が本体なのに不味いし店員の対応も悪い。これって所詮、観光客相手の商売だから成り立っているようなものだ。でも「戎」は違う。
西荻窪は土日は中央線快速が止まらないから、土日に西荻窪に来る人はそれなりに西荻窪に目的がある人だ。もちろん戎が目的の人もいるし、アンティーク街やカレー通りが目的の人もいる。アーティストやミュージシャン崩れもたくさん居る西荻窪はそれなりの特別な街なのだ。ボクが西荻窪の「戎」に行き始めたのはまだ一年ちょっとだ。もちろん都内からの通勤の帰りなので途中下車になるが、途中下車しても行きたい店なのだ。
最初は南口本店に行っていたが、ふと南口店に行ってみたらこちらの方が居心地がいい。それは南口本店のカウンターは常に常連で占められているので、当然独りで行くボクには敷居が高い。向かいの南口店はカウンターしかないけど本店よりも広いのでそれほど気にならない。そんな訳で南口店ばっかり行くようになった。勢い余って南口店の全営業日(月〜土)まで制覇したときもあったけど、最近は週に2〜3回位だろうか。でもすっかり顔を覚えられたようで行けば何も言わずに「酎ハイ」が出てくるし、そういうのって嬉しい。
こんな店の値段なんか気にしない人もいるだろう。でも10円、100円でギリギリで飲んでる人もいる。この店の常連は居酒屋にもそれなりに厳しいと思うが、何年も常連が居座っているってことは、彼らに応えることが出来る店だからだと思う。
もう一つ、南口店が好きな理由はスタッフがいいのだ。愛想がよくて働き者の店長はじめ、凄く丁寧に洗い物をするトミちゃん他、3〜5人が南口店と向かいの2店含めた3店舗を見ているが、みんないい。ボクは健康で酒が飲めて中央線沿線に住む限りこの店には通いたい。
先日のテレビ東京7月31日放送の「アド街ック天国」で戎は6位だった。それもあって明けの月曜日の混み具合は尋常ではなかったが、今では落ち着いている。でもあのTV放送でまた新しいファンが通うようになれば、それはそれでいいことだ。混んでる中の注文の復唱や本店との大声でのやり取りも西荻「戎」の魅力なんだ。
投稿者 saturnalia : 2004年09月03日 01:40
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