2004年09月23日
彼岸
23日は彼岸の中日ということで、お墓参りもあり実家に行ってきました。
実家は西八王子なので三鷹から中央線で約40分程で行けるのですが、なかなか機会を逃して行ってませんでした。でもたまには顔を出さないと忘れられてしまう(^_^;)
そうそう、お墓へ行く途中の細い市道でボクと同じメーカーのクルマにすれ違いました。「メーカー?」そうです。実はレア車なのでメーカーが同じでもかなり珍しいことなのです...
実家には中学生の時から買い始めたアナログレコードがたくさんあって「いつかMDに録音して家やクルマで聴こう!」と思ってましたので、行く機会が有るたびに数枚ずつもって来ていました。中学生の頃から主に海外ロックと日本ポップスを中心に聴いていましたから、そのころのレコードやテープはたくさんあるのです。
中でも今回聴いてみようと思ったのは「チューリップ」です。チューリップは「魔法の黄色い靴」で1972年にメジャーデビューしたグループですが、ボクはその当時からとてもお気に入りでした。
当時の記憶では音楽誌「ミュージックライフ」に「チューリップ東京旗揚げコンサート」の記事もありました。「きぃみ〜」で始まるこの「魔法の黄色い靴」は不思議な雰囲気で妙に気に入り、聴くやいなや直ぐにアルバムを買いました。
同年には2枚目のアルバム「君のために生まれかわろう」も出しましたが、まだパッとしません。そのため翌年にボーカルを財津さんから姫野クンの甘い路線に変更し「心の旅」が大ヒットしました。甘い路線だろうが何だろうがデビュー2年目で大ヒットを出すということはやはりスゴイことです。
商業的に成功させないとグループの存続問題ですからやむを得ないと思いますが、甘い路線はチューリップの本質では無いと感じていました。でもその後は「TAKE OFF」「ぼくがつくった愛のうた」「無限軌道」「日本」とかなり聴かせる曲を出してきて「これこそチューリップだ!」という感じで夢中で聴いていたのでした。
ちなみに心の旅が大ヒットした年に行われた渋谷公会堂でのライブに当時中学生だったボクは学校を早退して見に行きました(^_^;) これは後にアルバム「LIVE!! ACT TULIP」となって発売されました。
そんな訳で懐かしさもあり、4枚ほどアルバムを家に持って帰ってきたのですが、なんとお気に入りの数曲が音飛びします。レコードを洗剤で洗ったり、プレーヤーの回転が落ちるほど針圧を上げても直りません。「こりゃCDを買わなきゃダメかな?(-_-;) 」そんなとき曲名を入力するのを省こうとWebサイトを調べていたら音楽配信サイトで1曲ごとMP3で買えるではありませんか!「これはいい!」と早速ダウンロード購入、音飛びする曲だけ入れ替えて録音は完了しました。
ちなみにチューリップはオリジナルメンバー時代の「魔法の黄色い靴〜あいつが去った日〜千鳥橋渋滞」「私の小さな人生」「私のアイドル」「この暗闇の中」「愛のかたみ」などがかなり好きな曲であります。と言っても好きな曲はたくさんありすぎます(^_^;)
当初はMDに録音しようと思っていたのですが、現在ボクの音楽プレーヤーは部屋でもクルマでも電車でも使えるiPodになっています。この音楽配信サービスでダウンロード購入したファイルをiTunesにドラッグ&ドロップしiPodに持って行けば手間いらずです。正にブロードバンド、iPod+iTunesがここまで広がったからならではの購入方法ではないかと思います。同じように海外の曲を1曲ずつ買えるようにApple Music Storeも日本から利用出来るようにしてもらいたいものです。
しかし後で思ったのは、曲の長さに関係なく210円/曲で、曲が多いアルバムはかなり高くつくので、中古CDでも手に入らないものだけにしたほうが良さそうです(^_^;)
投稿者 saturnalia : 2004年09月23日 23:13
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://saturnjapan.com/blog/mt-tb.cgi/23