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2009年02月21日

サーブ経営破綻

スウェーデンのサーブが20日、事実上の経営破綻となったニュースには驚いた。
そもそもサーブは国営の航空機メーカーで自動車部門が独立したものだが、2000年にGMの一ブランドとなった。同じGM傘下のオペルとのクロスプラットフォームで93などすごく魅力的なクルマがあったのだけれど...
スウェーデン政府もサーブがGM傘下であるなら金の無駄にしかならないから支援もしたくないのは分かる。だからGMから脱して傘下に入る前の北欧高性能車を造るメーカーに戻って再生して欲しいものだ。ボルボもFordとは縁を切った方がいいんだろうな。そもそもGMブランドが米国以外にあるほうが不自然なのだ。GMは米国内だけで展開すればいいのだ。
#これに関連してGMはサターンも切り捨て方向に向かっているようですが、我がSシリーズはベストセラーなので部品は個人でも持ってこれるかもしれないな(汗;)

投稿者 ami : 2009年02月21日 20:00

コメント(現在は受付していません)

しかし、もうSAAB破綻程度は揺るがなくなった世界経済も恐ろしい。
北欧メーカーがつぶれても、ロシア、中国、インドのメーカーが増えているから、相殺すると世界の自動車メーカーはなかなか減らないですね。
アメリカはイタリアの実質フィアット1社(いまイタリアでフィアット資本でないメーカーありましたっけ?)にまでなるのか。

投稿者 かんちゃん : 2009年02月21日 19:39

イタリアはもう全てがフィアット傘下ですね。フェラーリやマセラティなど、商売としてどうかと思うようなものまでフィアットです。不思議なことに、どう見ても採算合わないようなマセラティも潰さないのは、歴史と伝統のブランドを簡単に無くすわけにはいかない熱い国だからでしょうね。
それに反して、NUMMI での看板方式などトヨタ手法を取り入れて日本車に対抗すべく登場させた刺客サターンはまだブランド歴20年ですが、サターンを捨てるということはGMはトヨタのマネをしても日本に勝てないという情けない結論を発表することになるのです。(;´Д`)はー

投稿者 あみりん : 2009年02月22日 14:37